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ある女性の不幸 

DSC03835.jpg
  テネシー・ウイリアムズ “ガラスの動物園”

ここに一人の若い女性がいる。名前はローラ。年齢は24歳。
足に軽度の障害を持ち、そのために極度に引っ込み思案な性格と
なってしまい、友達もいない。唯一の慰めがガラス細工の小動物の
コレクションと古いレコードを聴くことである。

家には派手好きでおせっかいな母親と、倉庫で働きながら将来を
模索している兄がいる。決して裕福な家庭ではなく、3人でごくごく
つつましやかに暮らしている。

母親の最大の関心事は不幸な?ローラの将来である。何とかこの
娘に婚約者を探してあげたいと兄に友達を連れてくるよう懇願する。

ある日その願いがかなって兄が同じ職場で働く同僚を連れてくる。
幸か不幸かその同僚はかつてローラが唯一思いを寄せた高校時代の
憬れの先輩だった。明るく思いやりのある前向きな青年でいつも夢を
語っている。

突然の出会いですっかり動転してしまったローラは気分を悪くして
ソファに横になってしまう。が、何とか二人を近づけたい母親は
理由をつけて二人だけの時間を作る。

優しいこの訪問者は自らの体験などを語ってローラを励まし、障害を
気にせず前向きに生きていくよう説得する。だんだん心を開いていった
ローラは彼とダンスを踊り、最後には口づけまで交わすことになった。
ローラの人生で初めての口づけは彼女を有頂天にした違いない。
これで私も幸せになれる・・・そう思ったかもしれない。

人生は残酷である。この白馬の王子には婚約者がいたのだ。そして
間もなく結婚するという。われに返った彼の告白を聞いて、ローラの
幸福は一瞬のうちに、繊細なガラス細工のように粉々に砕けてしまった。

作者(テシー・ウィリアム)はおもむろに、ここで幕を閉じてしまった。
ローラ、ローラ・・・君はいったいこれからどうなってしまうだろう。



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