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哀愁(ワーテルロー・ブリッジ)の悲劇 

DSC02516.jpg


戦争の恐ろしさは戦いとは直接関係のない人間にも
否応なく悲劇をもたらすところにある。

第一次大戦下、空襲が襲ったロンドンで一人の青年将校と
可憐なバレリーナが知り合い、恋に落ち、二人は結婚を
誓い合う。が、青年は緊急招集で戦場へと再び駆り出される。

時と共に戦いは激しくなり、やがて彼女は青年が戦死した
ことを知る。が、これは誤報であった。

誤報とも知らずに絶望に陥った彼女は職を失い、やがて生活
にも困り、娼婦となって夜の街を徘徊するようになる。

ある日、駅で客引きをしていて偶然、帰国した青年と再開する。
二人は奇跡を喜び、再び昔の幸せな恋人関係に戻っていくが
純粋な心を持つ彼女は汚れた過去を忘れることができない。

DSC02512.jpg


良心の苦しみと階級社会の圧力に耐えきれなくなってついに
青年の母親に告白し、青年のもとを去る。

青年の必死の捜索にも拘わらず、彼女はワーテルロー橋で絶望の中、
車に飛び込み自らの命を絶つ。

ビビアン・リーとロバート・テーラーが主演した映画であるが
これを究極の恋愛映画と銘打つにはいささか抵抗がある。

制作者の狙いはここにあるのかもしれないが、映画の底辺にずっと
流れている重苦しいものを忘れてはならない。それは戦争への静かな
抗議であるといえよう。

戦争という不可抗力の状況の中で、二人の愛は引き裂かれ、さらに
一人の純な命が失われていく。どんな戦いにもつきものの宿命である。

映画の中で何回も流れてくるのが“別れのソナタ”(蛍の光)である。
この曲が哀愁を帯びれば帯びるほど、人間の命の尊さが浮き上がってくる。
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